
作品提供:柳原和秀さん、山口智也(@tomo_yamg)さん、abe_camera_motte_goさん、a_kr1205さん、____amerinco____さん、bin.inoueさん、makiidaさん、yamashou1974さん(順不同)
2025年8月8日 から 2025年12月26日まで開催した
「地球探索鉄道花咲線フォトコンテスト2025」へ
たくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
素晴らしい作品の中から選ばれた受賞作品をここに発表いたします。
このたびは、たくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。「地球探索鉄道花咲線」の名にふさわしく、海、湿原、原野、そして野生動物たちが織りなす四季折々の豊かな表情と、その中を駆ける列車の美しい姿を捉えた素晴らしい作品が集まりました。私自身、根室という土地に魅了され年に何度も足を運んでいますが、どの応募作品にもその多様な魅力が深く凝縮されています。特に最優秀賞の「夏の幻想」は、海から這い上がってくる霧がまるで生きているかのようなダイナミックさと美しさに溢れ、圧倒的な存在感を放っていました。写真を通して伝わるこの感動を機に、ぜひ多くの方にこの土地を訪れていただき、それぞれの季節の風や霧、匂い、野生動物の気配をみなさまの五感で直に感じていただけることを願っています。
写真家・井上浩輝
冬の花咲線を撮影した一枚です。あっけし望洋台に車を停めて海側へ行くと空と海の青さが際立ち、静かな冬の風景が広がりました。広大な海を背景に一両のキハ54が走る北海道らしい雄大さに出会えた瞬間を表現しました。
厚岸町
JR花咲線の車窓から見る景色は、まるで美術館のようだと思っています。海や湿原、そして思いがけない動物との出会いまで、その日、その時間、その瞬間によって車窓を通して様々な作品を見せてくれます。私はJR花咲線に乗るたびに、今日はどんな作品に出会えるのかと、その車窓美術館から目が離せなくなります。
根室市・落石
断崖絶壁と太平洋を望む、ダイナミックな景観が広がる落石海岸。列車を撮影しようと道なき道を数十分進んだ先、線路沿いには一羽のオジロワシが静かに佇み、羽を休めていました。釧路を目指し、大地の果ての鉄路を進む花咲線の列車。大きな翼で海を渡り、旅を続ける猛禽。北の大地の東端で出会った、二つの探索者の姿をファインダーに収めました。
根室市・落石海岸
別寒辺牛湿原鉄橋を行く列車、川の流れが静まるのを見て、駐車場に車を停め、時間待って撮影、なかなか良い条件での撮影がこの時期の濃霧で出来ない中、良い巡り合いでした。この列車が花咲線ラッピング列車だったらなぁーと思ったけど、最高の条件での撮影だったので満足です。次回ラッピング列車でトライしたいです。
厚岸町・別寒辺牛湿原
2025年11月12日に北海道浜中町でみられた低緯度オーロラ。15秒ほどの長時間露光で撮影しました。この時間帯には月も出ておらず、星も美しく写り好条件となりました。霧多布湿原に流れる川と湿原にかかる空が赤く染まり、夢のような世界となりました。
浜中町・琵琶瀬
朝日と始発列車の時間が重なる2月上旬。氷点下20度という極寒の中、真っ暗なうちに宿を出て厚岸湾を見下ろす撮影地へ向かいました。天候や運行状況など、すべての条件が揃うのは至難の業ですが、この日は後にも先にもないほど完璧な瞬間が訪れました。贅沢に朝陽を浴びて黄金色に輝く気嵐の厚岸湾。その傍らの白銀の鉄路を、1両の列車がトコトコと駆けていく姿はまさに花咲線の真骨頂です。この地でしか出会えない奇跡のような美しさに、寒さを忘れて深く感動しました。
厚岸町
夏の落石岬を散策していると彼方に親子の蝦夷鹿を見かけました。やがて親鹿から離れて独りお散歩に出かけた子鹿を離れた場所から600mmの望遠レンズでそっと撮影しました。遠くから子鹿を心配そうに見守る親鹿の様子が印象的でした
根室市・落石岬
広大な別寒辺牛湿原の中をまっすぐ延びる線路に着目して撮影しました。湿原の広がりと花咲線の果てしなく続く鉄路を感じていただけたらと思います。また、別寒辺牛湿原はラムサール条約登録湿地に指定され、花咲線沿線を代表する景勝地の一つです。
厚岸町・別寒辺牛湿原
夏の日差しが差し込む落石海岸、幻想的な霧が発生していました。過去に何度か訪れていますが、こんなに素晴らしいシーンで出会えたのは初めてです。乗車していた方々も車窓から見る幻想的な景色にさぞかし感動していたことと思います。